兄・美術館
〜前書き〜
(長ったらしくてすいません(笑))


えっとですね。PS2のソフトで「ラクガキ王国」なるものがありまして・・
画面上で自分でキャラをデザインしてモンスターを作り
大会で優勝していく・・・という「モン○ター○ァーム」の自作版といった感じのゲームがあるのですよ。
(詳しくは各自で調べてくださいませ)
最初は私がプレイしているだけだったのですが、やはりこの妹にしてこの兄。
絵を描いてみたくてたまらないご様子。


兄「・・ちょっとオレにも描かせてくんねぇ?」
私「いいけど、結構難しいよ?」
兄「大丈夫大丈夫。お前がいる時にしか描かないから。」


と、いてもたってもいられなくなった兄貴に言われて仕方なくコントロールを渡す。

最初はぎこちなくて、指示してる私も苛々しながら見ていたのだが
2・3体作ってみて大分コツを掴んだご様子。
私がシャワーに席を離れた15分の間に更に2体も作ってやがった・・・
くそ・・慣れてきてやがる。


最初は普通にモンスターを描いていた兄だったが
慣れてきたせいか、なんだか妖しいものを描き始める。


そうとは知らずに自分の部屋でパソコンをいじっていた私は

兄「○○!(私の名前)○○!来てみろ!面白いのができたぞ!」
私「飽きもせずよくやるね・・・何描いたんだよ。」


面倒臭いながらも、あまりに兄貴がウキウキとして私を呼ぶので
かったるく席を立ち、兄貴の部屋のフスマを開ける。




そしてその私の眼前に飛び込んできたものは
この世にはありえない壮絶な景であった・・・・!!!





















覚悟はいい?